視覚が8割!“安心スイッチ”をONにする求人原稿のつくり方

「求人出してるけど、応募が少ない…」 「来たけど、うちには合わなかった…」

そんなお悩み、ありませんか?

実はその原因、求人原稿の“魅せ方”にあるかもしれません。

心理学の世界では、「人は視覚からの情報を最も信頼する」と言われています。いわゆる「視覚が8割」という話です。

つまり、どれだけ条件や理念を言葉で伝えても、写真やビジュアルが弱いと“応募したい”という気持ちは動かないんです。

今回は、視覚の力を活かして、「安心スイッチをON」にする求人原稿づくりのコツをご紹介します。

目次

視覚の力で採用が変わる?

なぜ視覚が8割なのか?(心理学的な背景)

人は1日に目から膨大な情報を受け取っています。 その中でも、最も信頼されやすいのが「視覚情報」。

たとえば:

  • 無意識に「顔つき」や「雰囲気」からその人を判断
  • 文字よりも「写真」や「表情」から安心感・違和感を感じる

これは「メラビアンの法則(7-38-55ルール)」にも通じていて、

  • 言語情報:7%(言葉そのもの)
  • 聴覚情報:38%(声のトーン・話し方)
  • 視覚情報:55%(表情・見た目・しぐさ)

この法則は「感情や態度をどの情報から読み取るか」に関するもので、実際のコミュニケーションでは視覚+聴覚=93%とも言われることがあります。

つまり、人は言葉そのもの以上に、“どんな顔で・どんな声で伝えられているか”を重視して判断するのです。

この考え方を広げると、初めて出会う企業情報でも、「視覚」が大きな影響を与えるといえます。

文字情報でどれだけ良いことを書いても、“顔が見えない”と安心できないのが人間なんです。

求人に“顔”を出すメリットとは?

求人票や採用ページに社長・採用担当者・先輩社員の顔写真を出すだけで、実はこんな変化が起こります

1. 応募者が安心する

「どんな人がいるのか見えない会社」よりも、「この人と働くのか」とイメージできる会社の方が、応募のハードルがぐっと下がります。

2. ミスマッチを減らせる

「この人苦手そう…」と感じる人は応募してきません。 つまり、“合わない人”は来ないし、“合う人”だけが応募してくれるという、理想的なマッチングが起こるのです。

3. 面接での緊張がやわらぐ

「写真で見たことある人が目の前にいる」 この“既視感”は心理的な安心材料になり、緊張が解けて、素の自分を出しやすくなります。

4. 写真から“人となり”が伝わる

たとえば、株式会社採用と育成 代表の鎌倉美智子も、ホームページで自分の写真をしっかり公開しています。 その影響か、「ホームページから誠実さが伝わってきたので、ご相談してみようと思いました」というお問い合わせをいただくことが増えてきました。

視覚から伝わる印象が、信頼や安心感につながる好例です。

求人原稿に“人”を出すときのポイント

笑顔 or 真顔? → 自然な表情でOK!

作り笑顔よりも、「その人らしさ」が伝わる表情の方が信頼されます。 中でも、思わず笑っちゃった自然な笑顔は最強です。肩の力が抜けた瞬間の笑顔は、写真を見る人の心も緩めてくれます。

スタジオ写真?スマホ写真? → どちらでもOK!

画質がきれいで、素敵な笑顔が写っていれば、スタジオでもスマホでも問題ありません。 スタジオ写真の安心感も魅力的ですし、現場での自然な雰囲気が伝わるスマホ写真も十分に効果的です。 どちらにせよ、「その人らしさ」が伝わる写真が一番です。

「自己紹介コメント」も添えて

写真+一言コメント(趣味や仕事のやりがいなど)があると、親しみやすさがグンと増します。

写真を入れるだけで求人の質が上がる理由

顔写真や現場写真があるだけで、会社の空気感が伝わりやすくなります。 実際に「写真があったから応募した」という声も多く、求人のコンバージョンが上がることが多々あります。

「誰と働くか」が採用の決め手になる時代

給与や勤務時間ももちろん大事。ですが、今の求職者はそれ以上に、

この会社、雰囲気よさそう この人となら働いてみたい

という感情的な安心感を求めています。

だからこそ、写真を出す。人を出す。

視覚の力で「安心スイッチ」をONにできたとき、 求人の質も、応募の質も、変わってくるのです。

今日からできる、求人ビジュアル改善アクション

「うちの求人、ちょっと文字ばかりかも…」と思ったら、 まずは1枚、顔写真をのせてみてください。

あなたの会社にぴったり合う人が、 その写真を見て「ここだ」と感じてくれるかもしれません。

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